Productivity
一人当たり・時間当たりの生産性を数値化
売上高・外部購入価値・従業員数・総労働時間などから、付加価値額、労働生産性、資本生産性、一人当たり生産量、時間当たり生産量、生産性指数をまとめて計算します。
01 — 付加価値額
売上高と、外部から購入した価値(材料費・外注費・仕入原価など)を入力してください。控除法(中小企業庁方式)で算出します。
対象期間の売上高
材料費・外注費・仕入原価などの合計
付加価値額
—
売上高 - 外部購入価値
02 — 労働生産性・資本生産性(付加価値生産性)
従業員数・総労働時間・有形固定資産額を入力してください。付加価値額は上記01の結果を使用します。
対象期間の平均的な従業員数
全従業員の労働時間の合計
生産設備・機械・建物などの資産額
一人当たり労働生産性
—
付加価値額 ÷ 従業員数
時間当たり労働生産性
—
付加価値額 ÷ 総労働時間
資本生産性
—
付加価値額 ÷ 有形固定資産額
03 — 物的労働生産性
対象期間の生産数量を入力してください。従業員数・総労働時間は上記02の値を使用します。
対象期間に生産した数量
一人当たり生産量
—
生産数量 ÷ 従業員数
時間当たり生産量
—
生産数量 ÷ 総労働時間
04 — 生産性指数
比較したい基準期(例:前年)の一人当たり労働生産性を入力してください。
比較対象とする期の一人当たり労働生産性
生産性指数
—
当期の一人当たり労働生産性 ÷ 基準期の一人当たり労働生産性 × 100
生産性とは、投入した経営資源(人・時間・設備・お金)に対して、どれだけの成果(付加価値や生産量)を生み出せたかを示す指標です。本ツールで使う「付加価値額」は、売上高から外部から購入した価値(材料費・外注費など)を差し引いた金額で、自社が独自に生み出した価値を意味します(控除法・中小企業庁方式)。労働生産性は、この付加価値額を従業員数や労働時間で割ったもので、従業員一人・1時間あたりでどれだけの価値を生み出せているかを表します。資本生産性は、設備投資(有形固定資産)がどれだけ効率的に価値を生んでいるかを示します。金額ではなく実際の生産数量で見る「物的労働生産性」もあわせて確認することで、価格変動の影響を受けずに、純粋な作業効率の変化を把握できます。
本ツールで使用している控除法(中小企業庁方式、売上高-外部購入価値)のほかに、経常利益・人件費・減価償却費・賃借料・租税公課・金融費用を積み上げて計算する「加算法(日銀方式)」があります。どちらも広く使われており、業界団体や統計の比較対象に合わせて選ぶのが一般的です。
大きく分けて、付加価値額そのものを増やす(値上げ、高付加価値商品へのシフトなど)方法と、投入する労働力を減らす(業務効率化、ムダの削減、設備投資による省人化など)方法があります。どちらか一方だけでなく、両面から検討することが効果的です。
基準期に比べて生産性が低下していることを意味します。売上の減少、人員の増加、労働時間の増加など様々な要因が考えられるため、付加価値額・従業員数・労働時間のどの要素が変化したのかを分解して確認することが、原因究明の第一歩です。
業種や経営課題によって異なります。設備投資が大きい製造業では資本生産性(設備を効率的に使えているか)が重要な指標になりやすく、人件費の割合が大きいサービス業では労働生産性がより重視される傾向があります。両方をバランスよく確認することが望ましいです。
労働生産性(付加価値ベース)は金額で成果を測るのに対し、物的労働生産性は実際の生産数量(個数)で成果を測ります。価格改定や為替変動などの影響を受けずに、純粋な作業効率の変化を見たい場合は物的労働生産性が適しています。
※本ツールの計算結果は目安です。付加価値額の算出方法(控除法・加算法)や適正な生産性水準は業種によって異なります。実際の経営判断は、自社の過去実績や業界平均もあわせてご確認ください。最終更新日:2026年8月16日。