Recruitment & Retention
採用コストはちゃんと回収できているか
採用にいくらかけて、どれくらい定着し、その投資が元を取れているかを、採用単価→採用ROI→離職率→定着率の順に計算します。
01 — 採用単価
求人広告費、人材紹介手数料、面接・説明会費用など、採用にかかった費用の合計を入力してください。
求人広告費・紹介手数料などの合計(期間中)
同じ期間に採用できた人数
採用単価
—
採用費用(合計) ÷ 採用人数
02 — 採用ROI
新入社員が定着期間中に生み出す利益の合計と、採用・教育にかかった投資額を比較します。
入社後の研修・OJTにかかる費用(1人あたり)
新入社員1人が年間に生み出す利益の目安
新入社員が平均して何年在籍するか
投資額(1人あたり)
—
採用単価 + 教育・研修コスト
累計貢献利益(1人あたり)
—
年間貢献利益 × 平均定着年数
採用ROI
—
03 — 離職率
期首の従業員数と、その後の期間中に離職した人数を入力してください。
集計期間のはじめにいた従業員数
同じ期間中に退職した人数
離職率
—
離職者数 ÷ 期首従業員数
04 — 定着率
ある時期に入社した人(コホート)のうち、現在も在籍している人数を入力してください(例:1年前に入社した新卒者のうち、今も在籍している人数)。
追跡したい入社時期の人数
上記のうち、現時点で在籍している人数
定着率
—
現在も在籍している人数 ÷ 入社人数
採用・定着シミュレーターは、採用にかけた費用が実際に回収できているかを、採用単価・採用ROI・離職率・定着率という4つの指標で確認するツールです。採用単価は、求人広告費や人材紹介手数料などの合計を採用人数で割った、1人を採用するのにかかった費用です。採用ROIは、採用単価に教育・研修コストを加えた投資額と、新入社員が定着期間中に生み出す累計貢献利益を比較し、投資が回収できているかを判断します。離職率は、ある期間にどれだけの従業員が退職したかを示す指標で、定着率は、特定の時期に入社した人(コホート)のうち、現在も在籍している割合を示します。離職率が高いと定着年数が短くなり、結果として採用ROIも悪化しやすくなるため、採用と定着は切り離さずセットで捉えることが重要です。
定着年数が短いか、年間貢献利益に対して採用・教育コストが高すぎる可能性があります。まずは離職率が高い部署や職種がないかを確認し、定着率を改善する施策(オンボーディングの見直し、労働環境の改善など)を優先的に検討することをおすすめします。
正確な会計データがなくても構いません。担当業務の粗利益や売上への貢献度から概算するか、部署全体の利益を人数で割った平均値を目安として使う方法もあります。あくまで投資対効果を大まかに把握するための見積もりとして活用してください。
似ていますが視点が異なります。離職率は「ある期間に、在籍していた人のうち何%が辞めたか」を示すのに対し、定着率は「特定の時期に入社した人のうち、現在も在籍している人が何%か」を示します。定着率は入社時期ごとの傾向を追いやすい指標です。
業種や職種によって適正水準は異なりますが、採用単価だけでなく採用ROIとあわせて見ることが重要です。採用単価が高くても、その人材が長く定着し大きな貢献利益を生んでいれば、投資として十分に回収できている場合があります。
入社後のオンボーディング(研修・フォロー体制)の充実、配属先とのミスマッチの防止、定期的な面談によるフォローなどが一般的な施策です。特に入社1年以内の離職は「早期離職」と呼ばれ、採用ROIへの影響が大きいため、優先的に対策することをおすすめします。
※本ツールの計算結果は目安です。「年間貢献利益」は実際の会計データではなく見積もりであり、採用ROIは簡易的な試算です。離職率と定着率は集計期間・対象範囲の定義によって数値が変わります。実際の経営判断・労務に関わる相談は、社会保険労務士・中小企業診断士など専門家にご確認ください。最終更新日:2026年8月15日。