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ROE / ROA / Growth

資本利益率・成長性分析ツール

投じたお金がどれだけ利益を生んでいるか

当期純利益・自己資本・売上高・総資本などから、ROE、ROA、経営資本営業利益率、総資本経常利益率、財務レバレッジ(デュポン分解)、成長率をまとめて計算します。

01 — ROE(自己資本利益率)とデュポン分解

自己資本を使って、どれだけ効率的に利益を上げているか

当期純利益・自己資本・売上高・総資本を入力してください。ROEは「売上高純利益率×総資本回転率×財務レバレッジ」に分解できます。

最終的な当期純利益(赤字ならマイナス)

純資産(資本金・剰余金の合計)

対象期間の売上高

貸借対照表の資産合計(=負債+純資産)

ROE(自己資本利益率)

—

当期純利益 ÷ 自己資本

売上高純利益率

—

当期純利益 ÷ 売上高

総資本回転率

—

売上高 ÷ 総資本

財務レバレッジ

—

総資本 ÷ 自己資本

02 — ROA(総資本事業利益率)・総資本経常利益率

総資本を使って、どれだけ利益を生み出しているか

営業利益・営業外収益・経常利益を入力してください。総資本は上記01の値を使用します。

本業で得た利益

受取利息・受取配当金など

営業利益に営業外損益を加えた利益

ROA(総資本事業利益率)

—

事業利益(営業利益+営業外収益) ÷ 総資本

総資本経常利益率

—

経常利益 ÷ 総資本

03 — 経営資本営業利益率

実際に事業活動で使っている資本に対する利益率

総資本から、建設仮勘定・投資その他の資産・繰延資産を差し引いた「経営資本」を使って計算します。営業利益は上記02の値を使用します。

まだ稼働していない建設中の資産

投資有価証券・子会社株式など事業に直接使わない資産

創立費・開業費など

経営資本

—

総資本 -(建設仮勘定+投資その他の資産+繰延資産)

経営資本営業利益率

—

営業利益 ÷ 経営資本

04 — 成長率

前期と比べて、どれだけ伸びているか

売上高・利益額など、比較したい指標の当期の値と前期の値を入力してください。

比較したい指標(売上高・利益額など)の当期実績

同じ指標の前期実績

成長率

—

(当期の指標 - 前期の指標) ÷ 前期の指標

ROE・ROAとデュポン分解とは?

ROE(自己資本利益率)は、株主から預かった自己資本を使って、どれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す指標で、「売上高純利益率×総資本回転率×財務レバレッジ」の3要素に分解できます(デュポン分解)。この分解により、利益率の高さ(稼ぐ力)・資産の効率的な活用(回す力)・負債の活用度合い(レバレッジ)のうち、どの要素がROEを押し上げている(あるいは押し下げている)のかを特定できます。ROA(総資本事業利益率)は自己資本だけでなく負債も含めた総資本全体に対する利益率で、負債の影響を受けずに事業そのものの収益力を測れます。財務レバレッジが高いことでROEが高く見えていても、実際は借入への依存度が高いだけというケースもあるため、ROAや自己資本比率とあわせて確認することが重要です。

ROEとROAの違いは何ですか?

ROEは自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合で、株主から見た運用効率を示します。ROAは自己資本だけでなく負債も含めた総資本全体に対する利益率で、負債の有無にかかわらず事業全体の収益力を測れます。借入が多い会社はROEがROAより高く出やすい点に注意が必要です。

デュポン分解とは何ですか?

ROEを「売上高純利益率(稼ぐ力)×総資本回転率(資産を使う効率)×財務レバレッジ(負債の活用度)」の3つの要素に分解する分析手法です。ROEが高い・低い理由がどの要素にあるのかを特定でき、単純にROEの数値だけを見るより、経営改善のポイントを具体的に把握できます。

財務レバレッジが高いとなぜ注意が必要なのですか?

財務レバレッジは総資本を自己資本で割った値で、負債への依存度を示します。レバレッジが高いとROEは高く出やすくなりますが、その分、業績が悪化した際に自己資本を大きく毀損するリスクも高まります。ROEが高い場合は、その要因がレバレッジによるものか、本業の収益力によるものかを確認することが大切です。

経営資本営業利益率と、ROA・総資本経常利益率は何が違うのですか?

ROA・総資本経常利益率は総資本全体を使いますが、経営資本営業利益率は総資本から、事業に直接使っていない資産(建設仮勘定・投資有価証券などの投資その他の資産・繰延資産)を除いた「経営資本」を使います。実際の事業活動でどれだけ効率的に利益を上げているかを、より純粋に測りたい場合に使う指標です。

成長率がマイナスの場合、何を確認すべきですか?

前期に比べて売上高や利益が減少していることを意味します。一時的な要因(大口案件の翌期ずれ込みなど)なのか、市場縮小や競争激化による構造的な要因なのかを見極めることが重要です。複数期にわたって成長率を確認し、単年度だけでなくトレンドとして推移を見ることをおすすめします。

各項目の計算式

ROE(自己資本利益率):当期純利益 ÷ 自己資本 × 100 = 売上高純利益率 × 総資本回転率 × 財務レバレッジ

財務レバレッジ:総資本 ÷ 自己資本(倍)

ROA(総資本事業利益率):事業利益 ÷ 総資本 × 100(事業利益=営業利益+営業外収益)

総資本経常利益率:経常利益 ÷ 総資本 × 100

経営資本営業利益率:営業利益 ÷ 経営資本 × 100(経営資本=総資本-(建設仮勘定+投資その他の資産+繰延資産))

成長率:(当期の指標 - 前期の指標) ÷ 前期の指標 × 100

※本ツールの計算結果は目安です。適正な水準は業種によって異なります。実際の経営判断は、同業他社との比較や自社の過去実績もあわせてご確認ください。最終更新日:2026年8月21日。