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Yield & Utilization

歩留まり・直行率・操業度計算ツール

不良品はどれくらい出ているか

投入数量・生産数量・不良品数などから、歩留まり率、良品率、不良率、直行率、操業度をまとめて計算します。

01 — 歩留まり率

投入した原材料・仕掛品のうち、完成品になった割合

工程に投入した数量と、最終的に完成品となった数量を入力してください。

工程の最初に投入した原材料・仕掛品の数量

工程を経て完成品となった数量

歩留まり率

—

完成品数量 ÷ 投入数量

02 — 良品率・不良率

検査した数のうち、合格した割合・不合格の割合

検査した数量と、そのうち不良と判定された数量を入力してください。

検査を行った数量の合計

検査の結果、不良と判定された数量

良品率

—

(検査数量-不良品数)÷ 検査数量

不良率

—

不良品数 ÷ 検査数量

03 — 直行率

手直し・やり直しなしで一度で合格した割合

生産数量と、そのうち手直し・やり直しを行った数量を入力してください。

対象期間の生産数量

手直し・再加工・やり直しを行った数量

直行率

—

(生産数量-手直し数量)÷ 生産数量

04 — 操業度

生産能力に対して、実際にどれだけ生産しているか

生産能力(最大生産可能量)と、実際の生産量を入力してください。

対象期間に実際に生産した数量

設備・人員をフル稼働させた場合の最大生産可能量

操業度

—

実際生産量 ÷ 生産能力

歩留まり・直行率・操業度とは?

歩留まり率・良品率・直行率・操業度は、いずれも生産現場の「効率」や「品質」を数値で把握するための代表的な指標です。歩留まり率は、原材料や仕掛品を投入してから、最終的にどれだけの割合が完成品になったかを示し、加工や組立の過程でのロスの大きさを表します。良品率・不良率は、検査した製品のうち合格・不合格の割合を示す品質面の指標です。直行率は、手直しやつくり直しをせずに一度で合格した割合を示し、良品率が高くても直行率が低い(手直しで良品になっている)場合は、工程内でのやり直しコストがかさんでいる可能性を示唆します。操業度は、設備や人員をフル活用した場合の最大生産能力に対して、実際にどれだけ稼働できているかを示し、稼働の余力や需給バランスを把握するために使われます。

歩留まり率と良品率は何が違うのですか?

歩留まり率は「投入した原材料・仕掛品のうち完成品になった割合」で、加工工程での目減り・ロスを含めた効率を示します。良品率は「検査した製品のうち合格した割合」で、完成品の品質面に焦点を当てた指標です。歩留まりは量的なロス、良品率は品質的な合否を見る指標という違いがあります。

良品率は高いのに直行率が低い場合、何が起きていますか?

最終的な検査には合格している(良品率は高い)ものの、そこに至るまでに手直しや再加工を行っている製品が多いことを意味します。一見品質に問題はなさそうに見えても、手直しの分だけ余計な工数・コストが発生しているため、工程内の初期不良の原因を調査する価値があります。

操業度が高ければ高いほど良いのですか?

一概には言えません。操業度が高い(フル稼働に近い)ことは設備を有効活用できている証拠ですが、需要の急増に対応できず機会損失が生じるリスクや、設備の過負荷による故障リスクも高まります。逆に低すぎる操業度は、固定費に対して生産量が少なく、収益性の悪化につながります。

不良率を下げるにはどうすればいいですか?

不良の発生原因(材料・設備・作業方法・作業者の技能など)を特定することが第一歩です。QC7つ道具(パレート図・特性要因図など)を使って不良の傾向を分析し、工程の標準化や設備の定期点検、作業者教育などを組み合わせて改善していくのが一般的なアプローチです。

これらの指標は業種によって目安が変わりますか?

はい、大きく変わります。半導体製造のような超精密工程では歩留まりが極めて重視される一方、手作業中心の工程ではある程度の不良率が織り込まれていることもあります。自社の過去実績や同業他社の水準と比較しながら、業種特性に応じた目安を設定することが大切です。

※本ツールの計算結果は目安です。適正な水準は業種・工程・製品によって異なります。実際の品質改善・生産計画の判断は、自社の過去実績や業界動向もあわせてご確認ください。最終更新日:2026年8月16日。